バレーボールのプレー中の視野を広くするたった1つの練習方法

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バレーボールはスパイクだけが打ててもレシーブだけが出来てもダメです。繋ぎのプレーや周りの選手の動きをみてプレーできるようにならなくてはなりません。それができるようになればバレーボールプレイヤーとして1つ上のステージにあがることができます。

 

カッキー
今回は繋ぎのプレーや周りの動きをみてプレーできるようになる練習方法についてお話したいと思います。

 

 

練習方法:2対2でのゲーム

練習方法は簡単です。6人制コートで2人対2人のゲームをします。

★2対2特別ルール
  • 10点先取
  • アタックラインより前の手のひらを使ったフェイントは無し
  • スパイクでアタックラインより前に打つのは有り

 

点数は少なめに設定して、どんどんメンバーを変えて試合をしましょう。組む相手が変わることで自分自身のプレーを変化させて合わせなくてはなりません。組んだ相手が背が高いけど動きが遅い場合はレシーブを頑張って広く守る。

相手がリベロで動きが素早いならブロックやスパイクなどその他のプレーを頑張る。など臨機応変に対応していきましょう!

 

効果①繋ぎのプレーが上手くなる

 

2対2で試合することで繋ぎのプレーが上手くなります。バレーボールは繋ぎのプレーが下手だと絶対に勝てません。逆に言うと繋ぎのプレーの精度が高いチームは多少スパイクが打てなくても勝つことが出来るのです。

 

カッキー
バレーの試合でこういう場面を見たことはありませんか?

 

アップで全然大したスパイクを打っていないチームが、バンバンえぐいスパイク・難易度の高いコンビネーションをしているチームに勝ってしまう場面。これは繋ぎの能力が高いから勝利出来たのです。いくらえぐいスパイク・コンビネーションが出来てもチャンスボールが返らない・2段トス(高いトス)の精度が低いとスパイクが打てなくなるので勝てないのです。

 

繋ぎが上手くなる理由はこれ!
  1. 味方がレシーブしたら絶対にトスをあげなくてはならないから
  2. 2人でオールコート守っているので守備範囲が広いから

 

この2つが主な理由です。味方がレシーブしたら必ずトスをあげなくてはいけません。2人で守備をしているのでレシーブは正確なAパスではなく乱れたレシーブになっていることが多いでしょう。

 

乱れたレシーブをスパイクに繋げるためには正確な2段トスを上げるスキルが要求されます。そのため繋ぎの2段トスが上手くなることができます。トスが上がらなければ攻撃さえできません。また守る範囲も2人なので広いです。

 

6人の時はブロックでコースが限定されて動かなくてもある程度拾えたかもしれません。2人の場合はスパイクコースを予測して足を動かしてレシーブしなくてはなりません。そうしなくてはゲームに絶対勝てないのです。大きい選手も小さい選手もみんな走り回ってオールコート守ることになるのです。そのためレシーブの「読み」と「足を使ったレシーブ」を手に入れることができます。

 

効果②周りの選手の動きを見ながらプレーできるようになる

2人でプレーしているので、相手の選手の動きがとても重要になります。トスを上げようとしているのか、繋ぐだけで精一杯なのか。トスを上げようとしているのであればスパイクを打つために準備しなくてはなりませんし、相手が繋ぐだけで精一杯であれば返球するためにボールを追いかけなくてはなりません。

 

相手の状況を把握せずにスパイクを打つ準備だけしていたら、すぐに失点につながります。相手は今どんな状況か、どんなプレーをしているのか自然に見るようになります。6人いるとボールを触っている選手しか見ていなかったという人が多いかもしれませんが、2人でやることで常に相手の動きに目をやることができるのです。

 

慣れてくると相手がトスの体勢が悪いからトスが短くなる!アンダーパスでトスを上げているからトスが高くなるかも!などの予想をすることができます。練習で常にいいトス、いいレシーブで練習していると身に付かない技術の1つで、試合で勝つために重要なファクターなのです。

 

効果③相手の選手の動きを見て弱点を突くプレーができるようになる

味方の動きを見てプレーできるようになったら、次は相手の動きを見てプレーしましょう。相手の動きさえ見極めれば、パス1つで得点を取ることさえできます。相手が右に走り出したから、左にパスしてボールを落としたりすることもできるのです。

★例えば
  1. 相手がブロックに飛びに来たからストレートにスパイクしたら得点できる
  2. 2枚でレシーブしているから真ん中のコースが空いている
  3. トスをあげる人の体勢が悪いのでチャンスボールがくる。等

 

相手の動きを見てプレーすることで、相手の弱点を突くことができます。

 

ブロックに来ているのが見えたら空いたコースにスパイクをすることができますし、2枚でレシーブしているなら強打で2人の間を狙うことで決定率をあげることができます。ゲームの動きの中で相手の動きをみて嫌がるところを攻撃したり返球したりする練習になるので、非常に実践的な経験を練習で積むことができます!

まとめ

バレーボールは敵味方両方の動きをみてプレーすることがとても大切です。繋ぎのプレーをするにしても、攻撃をするにしても相手がいて成り立つのがバレーボールです。

 

POINT!
  • 味方の体勢が悪い場合は時間を体勢を整えられるだけの時間を作れる高いトスを上げてあげる。
  • 相手のコートにスペースが出来たらそこを狙って攻撃する
  • 相手の動きの逆を突いたプレーをする

どのプレーも成立させるためには、味方と敵の動きが見れていなければできません。2対2の練習を繰り返すことで周囲のプレーが見れるようになってきます。視野の広いプレイヤーになれるように2対2の試合形式の練習を試してみてくださいね!

 



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