★サクッと動画で見たい人はこちら！
やぁ！バレーボーラー兼トレーナーのカッキーです！今日はスパイカーが誰でも経験し、悩んだであろう問題を解決する練習を紹介したいと思います！
- 乱れたトスに対応出来ずネットにかける
- 二段トスを思いっきり打とうとしてフカしてアウト
- ついつい力んで手のわけ分からんとこに当たって全力フェイント
…ありますよね？
私はかなりあります（笑）
何なら高校時代のデビュー戦にやらかしました（笑）
Contents
ミートしない理由
①肘を支点にスイングが円を描く
円を描くスイングだと円の中心、つまり肘が下がるとミートポイントがズレてしまいます。スパイクでミートポイントがズレてしまうと、狙ったところをしっかり叩けないので、ボールの下を叩いてしまってフカしてしまう（アウトになる）ミスに繋がるのです。
実はスパイクは肘を中心に円を描くように打ってはいけないのです！意外と知られておらず大きく肘を中心にスパイクスイングをしてしまう人が多いので注意してくださいね。これを知っているだけでライバルと一歩差をつけられますよ。
ちなみにこの技術は元全日本の選手に教えて頂きました。それまで私のスパイクスイングは大きく円を描くように打っていたのでミスが多くシャットアウトされやすかったのですが、おかげ様でコンパクトでミスしにくいスパイクスイングになりました！
②頭が下がり目線がズレる
スイングをする際に頭が動くと目線がズレるためミートしずらくなります。頭が下がると手打ちになりやすくミートしても威力が落ちます。目線はしっかり一定にして、頭を下げないように意識することでスパイクのミート力も威力もアップしますよ！
しっかりミートするためのポイント
①手をボールに向かって一直線にスイングする
ひじが前に出るとほぼスイングが円を描きピンポイントしないとミートしずらくなります。スイングわボールに向かって一直線にするとどこにボールがズレても合わせることができます。
もちろん肘が前に出てもスイングを一直線にできる人はいます。現にＶリーガーには多くいます。そういう選手はその分スイングスピード自体が早いですが…
肘を前に出さなければスイングが一直線になりやすく、結論としてはスイングの軌道が最短距離を通ることとなりますので結果としてミート力がアップします。
スイングにかかる時間短縮
↓
スイングスピードが上がったのと同じ
↓
ボールに合わせてスイング出来る
↓
しっかりミートできる！に繋がります！
②真っ直ぐな姿勢を維持する
・打ち手と反対の肩が下がっている
・身体が逃げている
・被って打っている
これらは実は結果的に姿勢が崩れているという事実が共通しているんです。簡単に言うと頭が下がっている状態です。姿勢さえ維持できていれば良いのですがそれが分かってもそのためにどうしたらいいか分からないですよね！
姿勢を維持するというのは「頭を高い位置で維持する」と言うことです！
頭が高い位置にあれば背筋（姿勢）が真っすぐって事です。姿勢が崩れている＝必ず頭が下がっています。姿勢維持する（頭を下げない）ために意識することは
- スイング時に頭をボールに近づける
- インパクト時に空中で背伸びをするような感じで背筋を伸ばす
- 打ち手と反対の手をしっかり上げスイングギリギリまで上げておくこのどれでも良いので意識してみて下さい！
人によって癖がありどれを意識するかで早く習得出来るかは人それぞれなので1つずつ試してみて自分の意識しやすい形で練習するのが良いと思います！どれを意識しても出来るようになれば姿勢を維持して打つという結果は同じですのでまずはトライしてみましょう！
まとめ
いかがでしたか？ミートはスパイクの基本です。
良いトスをミートするのはスパイカーとしては当たり前の事ですが、悪いトスをいかにしっかりミートして打ち切るかの方がスパイカーには大事なことです。
良いトスに限らずミートがしっかり出来るという事はばどんなトスにも対応出来るスパイカーということです！ミート練習を怠ると絶対に良いスパイカーにはなれません。
普段パスの前にミート練習をすると思いますがほとんどの人がアップや肩慣らしくらいの感覚でやってます。それは大間違いです！キャッチボールからすでに練習は始まっているんです！
限られた練習時間の中でミート練習を今日話ししたポイントを意識するのと何気なくやるのとは天と地との差があるのを頭に入れてください！どんな練習でも意識すれば何倍もの効果を生むので練習の1本1本を大事にして下さい！
