バレーボールやその他のスポーツをやっていると思わぬタイミングで捻挫をしてしまう時があります。スパイクやブロックなどで捻挫をしてしまう選手も多いと思います。早く完治させて試合・練習に復帰したいですよね?
スポーツ選手であれば、「学生最後の大会」や「大きな大会の予選前」等、捻挫をしていても出たいと思う選手も多いかもしれません。選手は「なんでこんなタイミングで捻挫したんだ・・・」と悔しい思いしています。
しかし捻挫を無理して正しい処置をせずに試合に出場してしまいと、今の痛みだけでなく将来的にその捻挫と付き合わなくてはならなくなる可能性だってあります。二度とスポーツが出来なくなるかもしれません。それほど捻挫は怖いものなのです。
捻挫を早く治すためには、「正しい処置」「休みと運動の均衡」が大切です。
休みすぎても固まった筋肉や関節のリハビリに時間が掛かってしまうので、このバランスが大切なのです。まさに私も昨日捻挫(ねんざ)をしてしまい、知り合いの医者やトレーナーに出来るだけ早く捻挫を完治させる方法を聞きまくりました。その捻挫を早く治す方法を3つのポイントにまとめてお話したいと思います!
捻挫を早く完治させる3つの方法
捻挫を早く完治させる方法は以下の3つです。捻挫をしてしまった場合には、以下の3つのポイントを押さえることで早く捻挫を完治させることが可能です。
- 捻挫した時の処理が大事
- 捻挫したらすぐに病院(整形外科)に行く
- 軽く動くようにする
①捻挫した時の処理が大事
出典:りはびりのお仕事
捻挫をしてしまった場合、その場での応急処置が非常に大切です。捻挫の有名な応急処置としてはRICE処置という方法があります。
捻挫した後に何も処置せずに放置すると、じん帯が切れた状態だったり・骨に異常があった場合は元の状態に完治させるのに時間が掛かるだけでなく、元の状態に戻らなくなってしまう場合させあります。
②捻挫したらすぐに病院(整形外科)に行く
①でのRICE処置は応急処置になるので、捻挫したらすぐ(当日)に病院に行くようにしましょう。捻挫は適切な処理をしないと完治にかなりの時間が掛かってしまいます。また捻挫と一言で言っても色々な症状があります。
- 足首がどちらの方向に曲がったのか
- 骨に異常はないのか
- じん帯の損傷・断裂はないのか
足首のどの箇所を捻挫で痛めたのかによって、処置も変わってくるのです。何となく処置していると早く捻挫を治すことが出来ないのです。まずは捻挫の状態を見てもらうために病院に行って患部をレントゲン等でしっかりと見てもらう必要があります。そうすることで適切な捻挫の処置がわかるので、より早く捻挫を治すことができるのです。
③軽く動く・歩くようにする
少し前までは、捻挫をしたら絶対安静でギプスをして松葉杖をついて歩くようにしていることが多かったですが、捻挫の度合いが「骨に異常がある」「じん帯が切れている」等、重症である場合は除き、軽く歩く方が良いとされています。
ギプスでガチガチに固めるのではなく、軽く足首を締め付けて痛みを和らげるサポーターを装着することをオススメします。
それ以外にも足首の動きを制限して痛みを和らげるアイテムとして、キネシオテープなどがあります。
ギプスでガチガチにしてしまうと、捻挫が直ってギプスを外した後に低下した筋力や運動機能を回復されるのにかなりの時間が掛かってしまいます。
医者と相談しながら、無理のない範囲で軽く歩いて筋肉が硬直しないようにすることで運動機能の低下を防ぎ、完治後の復帰がより早くなるのです。しっかり通院しながら、捻挫した患部に異常がないか確認しながらリハビリをするようにしましょう!
まとめ
捻挫を出来るだけ早く治すには以下の3つが大切です。
- 捻挫した時の処理が大事
- 捻挫したらすぐに病院(整形外科)に行く
- 軽く動くようにする
捻挫したら正しい応急処置をして、当日中に病院に行き「捻挫の状態」を確認してもらいましょう。そして、病院で正しい捻挫のアフターケアを教えてもらい実践するようにしてくださいね。
大きな大会の前などで休みたくない気持ちはわかりますが、捻挫はケアの方法を間違えると一生その時の捻挫と付き合わなくてはならなくなります。焦る気持ちはわかりますが、まずは捻挫を完治させることに注力してくださいね!