筋トレをしてマッチョになると、何か抜けた(馬鹿な)行動をすると「脳筋やなぁ」と言われます。スパイクでブロックアウトを取っても「筋肉で問題解決をしている」と謎のコメントを貰います・・・。
いや、ちゃんと角度考えて狙ってブロックアウトしてるんだけどなぁ(*_*)
何かと筋肉イジりをされるわけです。これに反論すべく私はこの説を提唱したい!「馬鹿ではマッチョになれない説」。ある一定レベルまでは誰でもマッチョになれますが、それ以上のマッチョにはなれないと思うんです!
では、「馬鹿ではマッチョになれない説」の本題へ!
脳筋が本気のマッチョになれない3つの理由
脳筋が本気のマッチョになれない理由は3つあります。
①ただ鍛えるだけでは本物のマッチョになれない
本物のマッチョになるためには、何も考えないで筋トレをがむしゃらにやる脳筋ではなれないのです。筋トレのメニューを考える必要がありますし、筋トレ1つ1つの正しい知識が無ければ狙った筋肉を鍛えることができません。
計算された筋トレメニューと合わせて休息や栄養学を身に付けなければ、効率的にマッチョになることはできません。この筋肉を発達させるにはどうしたらいいのか、具体的に言うともっと広背筋を鍛えるためには、懸垂のグリップ方法を変えるべきなのか、など細かい筋トレの試行錯誤をしなくてはなりません。
ただ「おらぁぁー」と重りを持ち上げるだけの脳筋では出来ない芸当ではないでしょうか!
そして試行錯誤して得た筋トレの効果を冷静にフィードバック(反省(脳筋はフィードバックしません))する必要があります。そうしているうちに筋肉はどのように動いて、どうやったら筋肥大するのか、筋力が上がるのか、トレーニングの回数などについても知識を蓄えていきます。
自分の体を実験台にして蓄えた知識を使っていく必要があるのです。これは馬鹿ではできません。筋トレをするたびに効果測定をして考えてメニューをブラッシュアップ(進化)させる必要があるのです。このように考えて筋トレをしないと、筋肉は成長しないのです。
②体を効率よく鍛えなければならない
①でも少しお話しましたが、<実践→効果測定→メニュー変更>というPDCAサイクルを回さなくてはならないのです。
Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセスを循環させ、マネジメントの品質を高めようという概念。
つまり筋トレに置き換えるとこういう事です!
Plan | 筋トレを計画する | ||
---|---|---|---|
Do | フンフンする | ||
Check | 筋肉痛はどの筋肉に出たか等の反応を調べる | ||
Action | より筋肉が育つように筋トレメニューをアレンジする |
こうやって常に筋トレメニューを効率よく鍛えられるものにしなくては行けません。筋トレしているところだけ見ると「うぉぉぉー」と声を上げてバーベルを持ち上げてるだけに見えるかもしれませんが、計算され尽くしたものなのです。
(※ただし脳筋もバーベルを持ち上げる時に声は同じ場合がある。)
③筋トレは科学的である
①②からも分かるように筋トレは科学的である。つまりこういう事です。
- どんな筋トレをしたら筋肉にどのような反応が出るのか?
- どんなサプリメントを飲んだら筋肉はどうなるのか?
- 休息を多めに入れたら筋肉はどうなるのか?
科学と同じで、実験を繰り返して答えを導きだしているのです。どうでしょう。これが脳筋に出来るでしょうか。いや、出来ません!(見た目は同じだけど)
まとめ
まだ中途半端マッチョな私はただの脳筋なのかもしれない。本気にマッチョ(ボディビルダーやフィジーク選手)は常に頭を使って筋トレに取り組んでいます。なので、脳筋では絶対になれません。
もし筋トレ初心者がマッチョを目指したい場合は、自分で試行錯誤してマッチョを目指すのもいいですが、最も早く理想の体になる方法は「マッチョへの最短ルートを知っている人」にトレーナーを依頼することです。急がば回れとは言いますが、筋トレに関してはやり方を間違えると再起不能のケガをして後々に影響を与えてしまう場合があります。
初期費用は掛かるかもしれませんが、筋トレ初心者はプロにメニューを組んでもらい正しい知識を入れることをオススメします。なりたい体によって筋トレメニューは大幅に変わります。トレーナーを付けるお金はないなぁという人は下記の本などを買って最低限の知識を入れてから筋トレに望んでくださいね!