バレーボール選手に限らずアスリートは試合中常に集中していることを求められます。

集中力を切らせた瞬間にミスが続いてしまい、試合に負けた経験をした選手は多いでしょう。私も集中力が切れてしまい負けた経験なんて山ほどあります。

そのたびにどうしたら集中できるのか。どうしたらもっと競った試合に勝てるようになるのか。そう考えてきました。

 

「おい、もっと集中しろ!」
「もっと必死になってやれ!」
「試合終盤になんでミスが出るんだよ!」

なんてことを監督やコーチからは言われます。選手からすれば「そんなことわかっとるわ!」ですよね。真剣に勝ちたいと思っている選手が集中しようとしていないわけがありません。

つまり集中できていないのには必ず「原因」があるのです。この原因となるものを無くしてあげる、もしくは考え方を変えてあげることで集中の極限状態ともいえるゾーンに入ることができるのです。

 

 

アスリートがゾーンに入るとどうなるのか?

出典:http://www.cramer.co.jp/training/mental_08.html

ゾーンとは「究極に集中した状態」を言います。

野球選手の話だとボールが止まって縫い目まで見えたという選手までいます。無駄な情報が一切入ってこない状態なので、試合中の記憶も薄く、試合に勝つために必要な情報が入ってきます。

ジョン
私も20年近くバレーボールやっていますが、試合でこの状態になったことは1度しか覚えがありません。

当時の試合の事は断片的にしか覚えておらず、飛んでくるトスがスローに見えて、相手のレシーバーがどう動くかまで見えました。

何故かしんどいはずの試合終盤にも関わらず、とても冷静でスパイクを打ちながら空中で「自分の息が荒いなぁ」とか考えていたのを何となく覚えています。

断片的な記憶ですが、あれがゾーン状態だったんだろうなぁと思います。

トップアスリートであっても常に究極の集中状態である「ゾーン」に入ることは難しいとされています。私みたいなアスリートの端くれは真剣にやっていても、20年で1回ですからね・・・(笑)

具体的なゾーン状態に入る方法①まずフロー状態になる

実は今からお話する「フロー状態」はスポーツをしていない人も経験をしたことがある人が多いです。

例えば…

 

「ゲームに夢中になったら一日終わっていた」

「本を読んでいたらすぐに1時間過ぎていた」

こんな経験をされたことがある人は多いと思います。

フロー状態とは「時間があっという間に過ぎる」ような、その行為・動作に夢中になっている状態を指します。この状態になっているときはゾーン状態とまでは行かないものの高い集中力を維持している状態になります。

 

 

具体的なゾーン状態に入る方法②試合前ギリギリまで音楽を聞いてみる

試合前に音楽を聴いている選手は多いですよね。音楽を聴くことで「①」でご紹介した「フロー状態」に入りやすくなります。

フロー状態とは何かに没頭している状態ですので、音楽を聴くことで「音楽を聴く」ということに没頭することができます。なので意図的にゾーン状態の前の状態である「フロー状態」に入る事ができるのです。

具体的なゾーン状態に入る方法③試合中は全力を出し切ることに集中する

ゾーン状態に入るためには、「究極に集中しなくてはなりません」。

究極に集中するためには・・・・上手にプレーしようと考えること
・勝ちたいと思うこと
・試合中に不安になること

などの感情さえゾーン状態に入るためには邪魔になるのです。

究極に集中するためには「自分がいまに全力になること」だけを考えている時にしかできません。

「あぁこういう風にスパイクを打ちたいなぁ」とか考える時点でバレーボールのプレーに没頭はできていないので、ゾーン状態はおろかフロー状態にさえ入れないのです。

試合中はただ「全力でプレーして全てを出し切る」必要があるのです。

 

 

具体的なゾーン状態に入る方法④ポジティブになる

ネガティブに「あぁ失敗したらどうしよう」「負けたらどうしよう」と考えている選手は絶対にゾーン状態には入れません。

ポジティブに「楽しい!」「自分はできる!」「これをやってみたい!」と考えている選手にしかゾーン状態は訪れません。ただ1球!ただ1回のスパイクに楽しみを感じながらポジティブにプレーすることでゾーン状態に入れるのです。

具体的なゾーン状態に入る方法⑤フロー状態に入りやすくする

ゾーン状態の前段階である「フロー状態」に入りやすくしておくことで、意図的にゾーン状態に入りやすくすることができます。フロー状態に入るためには脳の訓練をしてあげることで入りやすくなります。

例えば…

 

・毎日勉強を1時間集中してやる
・毎日10分だけ音楽を集中して聴く
・毎日スパイク5本だけ集中して打つ

このように訓練することで脳のフロー回路を鍛えることができるのです。集中することに慣れてきたらフロー状態には簡単に入れるようになります。

たまーに試合で集中するのではなく、短い時間でいいので何かに集中するクセをつけることで意図的にフロー状態に入ることができます。

フロー状態に入れば、ゾーン状態に入れる確率はグンッアップします。仮にゾーン状態に入れなかったとしてもフロー状態に入っているだけでもパフォーマンスは大幅にアップします。勉強で集中しているときの効率ってすごいですよね。

通常時と全然違うレベルで頭に勉強した内容が入ってくると思います。これを試合に活かすことができれば、通常の状態で戦っている選手に負けるわけがありません。

ジョン
フロー状態は脳を訓練することで入るクセをつけることができるので、チャレンジしてみてくださいね。

 

 

まとめ

ゾーン状態は究極の集中・何か1つの没頭した時に偶然訪れるモノです。このゾーン状態に毎回入ることは非常に難しいです。

しかし、ゾーン状態の前段階である「フロー状態」には脳を鍛えることで入る事ができます。フロー状態に入れるようになることで、ゾーン状態に入る確率を少しでもアップさせることができます。

フロー状態に入るだけでも試合で最高のパフォーマンスが発揮できます。さらにそこから試合中に何かのトリガーによりゾーン状態にはいることが出来たら、あなたは最高のパフォーマンスを発揮することができるでしょう!

まずはフロー状態に入るための訓練を続けてみてくださいね

 



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