バレーボールのブロード攻撃を上手くスパイクする3つのコツと練習方法




ブロード攻撃は難易度の高い攻撃ですが、この攻撃手段を持っているスパイカー・チームは攻撃の時とても有利です。

例えば、試合中Aクイックを打つことが多く、終盤になってマークがきつくなってきたとき!

このタイミングでAクイックに入るフリをしてブロード攻撃でライト側に走り込んでスパイクすれば、ブロッカーはAクイックを警戒していたので、完全に置き去りにされます。

「このスパイカーはAクイックだけでなくブロード攻撃もある!」

このようにブロッカーに思わせた時点でかなり有利にスパイクすることができます。

ブロードを警戒しすぎるとAクイックの反応が遅れてブロックが間に合わないですし、Aクイックを意識しすぎると、ブロード攻撃に間に合わずブロックが崩壊してしまうのです。

攻撃に選択肢があるだけで、これだけ相手からすると嫌なスパイカーになるんです。

 

ブロード攻撃とは

ブロード攻撃ってどんな攻撃なの?と思う人も多いと思います。

ブロード攻撃はセンターの位置からライト側に走り込むようにして打つスパイクのことです。

主にセンタープレイヤーがすることが多いスパイクの攻撃方法です。

クイックに入るフリをしてライト側に走り込みながらスパイクを打つことで相手ブロックはその高速の横移動についてこれないので、ブロックが甘い状態のところにスパイクを叩き込むことができます。

ラリー中にブロード攻撃することは、難易度が高いですが、Aクイックとブロードが打てるセンターというだけで相手ブロックは崩壊すること間違いなしです。

男子バレーよりも女子バレーで多く見られる攻撃方法です。

 

 

ブロード攻撃の打ち方

動画を見て頂くとわかりやすいかと思います。

センターに入るフリをして、そのまま横に流れるように片足でジャンプしてスパイクする攻撃がブロードです。

ブロードの打ち方

①レシーブしたボールに体を向けて、行方を確かめる

②途中まではAクイックと同じようにセッターに向かって助走をする

③セッターの少し手前でライト側に走り込むように移動する

④ボールに斜めに飛びつくようにジャンプする

⑤ジャンプは右利きの場合、左足で最後踏み込むようにしてジャンプする

⑥横にジャンプが流れている状態で体幹を真っすぐに立て直してスパイクを打つ

⑦着地はできるだけ両脚で行うようにしましょう

 

①レシーブしたボールに体を向けて、行方を確かめる

②途中まではAクイックと同じようにセッターに向かって助走をする

③セッターの少し手前でライト側に走り込むように移動する

④ボールに斜めに飛びつくようにジャンプする

⑤ジャンプは右利きの場合、左足で最後踏み込むようにしてジャンプする

⑥横にジャンプが流れている状態で体幹を真っすぐに立て直してスパイクを打つ

⑦着地はできるだけ両脚で行うようにしましょう

 

ブロード攻撃の注意点

・ボールの落下地点をしっかりと見極めて最短距離を助走しよう!
・着地を片脚で行うと膝編負担が大きいので、両脚でするようにしよう!
・ギリギリまでAクイックと同じ助走を意識する!

 

 

ブロード攻撃を上手く打つ3つのコツ

ブロード攻撃を上手にスパイクする3つの方法は下記のとおりです。

①セッターとトスについて話し合う

②助走するタイミングを掴む

③ブロードの反復練習を行う

①セッターとトスについて話し合う

ブロード攻撃はスパイカーだけでは絶対に完成しません。

セッターと徹底的に話し合ってタイミングを合わせなくてはなりません。

そのためにはスパイカーは「どんなトスがほしいのか?」「トスの速さは?」「トスの高さは?」「トスの長さは?」などをセッターに注文しなくてはなりません。

セッターはトスを上げるたびに今のトスはスパイカーが打ちやすかったのか?どんなトスがほしいのか?を毎回聞いてあげてください。

この話し合いを練習後に行うのではなく、ブロードのコンビ練習をしている「その時」に話し合って都度修正して合わせて行ってください。

この話し合いをしているか、していないかでコンビが完成するスピードが全然違います!

選手の中には「セッターに言いにくい」という人がいると思いますが、それは割り切って一度話し合ってみてくださいね!

バレーボールはチームスポーツなので話し合い・コミュニケーションがとても大切なのです。

 

②助走するタイミングを掴む

どのタイミングで助走を開始したらタイミングが合うのか、ブロードを何度も打ってタイミングを覚えましょう。

例えば、「この高さにボールが来たら走りはじめる」「助走はこの距離で開始する」などタイミングを合わせる基準が明確になっていれば、トスさえあればコンビミスをする確率はとても下がります。

「何となくこれぐらい」「このぐらいの距離かなぁ」という曖昧な基準で助走を開始してしまうと、いつも練習している体育館ではタイミングが合うかもしれませんが、試合などで慣れない体育館に行った時に全然タイミングが合わなくなります。

私も経験がありますが、感覚でやっていると試合で違った感覚(体育館の大きさ・明るさ・広さ)などになると、全くタイミングが合わせられなくなります。

出来るだけどこの体育館でやっても変わらないような基準を見つけて合わせてみましょう。

助走は「セッターから○歩のアタックラインの位置から」「助走を開始するのはボールがアンテナの高さに来てから」など、どの体育館に行っても変わらない基準が自分で見つけられるとベストですよ!

 

③ブロードの反復練習を行う

ブロード攻撃は反復して体でタイミングを覚えるのが一番です。

ブロード攻撃の助走開始・ジャンプするタイミングを決めたら、後は繰り返しブロード攻撃をスパイクしてセッターと攻撃のタイミングを合わせましょう。

あなたの助走が正確であれば、後はセッターがトスの高さや速さを合わせればブロードは完成します。そのためには繰り返しブロードを打って阿吽の呼吸を手に入れましょう!

 

ブロード攻撃の3つの練習方法(分割練習法)

ブロード攻撃の練習方法についてお話します。

ブロード攻撃はいきなりスパイクを打ってみてもなかなか合わせるのが難しいコンビ攻撃です。

まずはブロード攻撃の重要なポイントを1つ1つクリアしていく方法をオススメします。

ブロード攻撃の3つの練習方法

①まずは助走のタイミングを覚える

②実際にボールをトスしてフェイントしてみる

③まずはクロスコースにスパイクしてみる

 

①まずは助走のタイミングを覚える

まずは助走のタイミングを覚える事が大切です。

どの高さにボールが来たら助走を開始するのか?セッターの手にボールが入った時にはどの位置にいるとスパイクできるのか?などを自分で把握しておく必要があります。

練習方法

①実際にトスは上げないでセッターがキャッチします

②スパイカーはスパイクを打つつもりで助走をしてジャンプまで行います

ブロードの助走だけを繰り返すことで、「スパイクを打つ」ということに意識がいかないようにして、助走のタイミングだけを効率よくカラダで覚える事ができます。

実際にトスが上がってスパイクをしてしまうと、打つことに必死になりすぎて助走のタイミングや完成度を無視してしまうためです。

助走がダメでもブロードが打ててしまう場合があるので、何が正解かわからなくなってしまうリスクがあり、ブロード攻撃取得に時間がかかったり、変なクセがついて試合で全く使えないブロード攻撃になってしまう可能性もあります。

しっかりまずは助走だけを完璧なタイミングで出来るように反復練習をしましょう!

 

②実際にボールをトスしてフェイントしてみる

次は実際に覚えた助走のタイミングでスパイクに入ってみて、「スパイクを打たない方の手」でフェイントをします。

練習方法

①ブロードの助走をする

②スパイクを打つのではなく「打てない方の手」でフェイントをする

③着地を両脚で出来ているか確認する

この練習は「打つまでの助走のタイミングを合わせられるようになること」と「左手が上がる」という効果があります。

左手でフェイントが出来るということは、打たない方の手がしっかりと上がっているということです。

しっかりと左手が上がっているということは体が真っすぐに起きた状態で高い打点でスパイクができる状態にあるということになります。

ブロード攻撃は斜めにジャンプするので、スパイクを打つまでに体幹が傾いてしまうと「力が入らない」「打点が下がる」「狙ったところにスパイクできない」などのデメリットがあります。

左手を上げる事はこれらのデメリットを解決してくれるのです。

 

③まずはクロスコースにスパイクしてみる

ブロードの助走のタイミングも完璧・左手も上がっている!となれば、実際にスパイクを打ってみましょう。

狙うコースはまずクロスコースをオススメします。クロスに強打が出来るということは空中でのバランスがしっかり保てているということです。

ブロードは右方向に体が空中で流れる攻撃なので、クロスに打つためには体幹が安定していないと威力があるスパイクは絶対に打てません。

そのため、練習ではクロスコースを練習するのです。クロスに強打が打てるようになれば、ストレートにブロード攻撃でスパイクを打ちこむのは、難しくありません。

体幹が真っすぐになっていることを意識して、ブロード攻撃をたくさん反復してみてくださいね。

 






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