深く腰を落とした方が「スパイク」や「ブロック」のジャンプ力は上がるのか?




バレーボールでジャンプする時の「腰を落とす深さ」は人それぞれ違いますよね?

・腰を深く落としてジャンプする人
・腰をあまり落とさず膝だけでジャンプする人

なぜジャンプの仕方が違うのか?
どっちの飛び方が高く飛べるのか?

について今回はお話したいと思います。

なぜ人によって飛び方が違うのか?

バレージャンプは人によって、「腰を落とす深さ」が違います。

レフトやライトなどの高いと高いトスをしっかり助走して打つ選手は、腰を深く落とす傾向にあります。

センターは速いトスを打つことが多いので、腰をあまり落とさずに膝だけでジャンプする選手が多いです。

高いトスを打つ選手は自分の最もジャンプできる助走の方法でしっかり飛んで、高い打点で打つことが重要です。

逆にクイックなど速いトスを打つ選手は、高いジャンプも重要ですが、ラリー中に速いトスに間に合わなくてはいけないので、膝だけで素早くジャンプする傾向になるのです。

では、「腰と落としてジャンプする場合」と「腰を落とさずにジャンプする場合」それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

 

腰を落としてジャンプとはどういう状態か

腰を落としてジャンプするとは、写真のようにスパイクジャンプの最後の助走を大きく前に出して深くしゃがみ込んでジャンプする方法をいいます。

腰を落としてジャンプするメリット

①高くジャンプできる

腰を深く落とした方が筋肉の収縮を効率よく使うことができるので高くジャンプすることができます。

最後の一歩を大きくすることで助走のスピードがMAXの状態で上にジャンプできるので、更にジャンプ力がアップするのです。

また高いトスに対して、深くしゃがみこむことでタイミングを合わせてジャンプしやすくなります。

トスが短い時なども深く腰を落とすことで、歩幅を大きく出すことができるので、対応力がアップするのです。

 

腰を落としてジャンプするデメリット

①脚力が弱いとジャンプが不安定になる

最後の一歩を大きく出して、深くしゃがみ込むジャンプは見た目以上に脚力が必要なジャンプの方法です。

下半身がその負荷に耐えられなければ、バランスを崩して不安定なジャンプになりスパイクを打つことさえできなくなります。

しっかりと助走のスピードに耐えきれる下半身を作り上げましょう!

 

②ジャンプまでに時間が掛かる

腰を落としてジャンプする分、飛び上がるまでに時間がかかります。

そのためクイックやその他の速い攻撃にはトスに間に合わない可能性があります。

助走のタイミングを少し早めに入るなどの工夫をすれば、対応可能です。

しかし、速くスパイクする位置に体が移動することになるので、相手からするとどこでジャンプするのか丸見えなのでブロックでマークしやすくなります。

 

 

腰をあまり落とさずに膝だけでジャンプするとはどういう状態か

写真はレフトのスパイク助走です。

女性は男性に比べて脚力が弱いので、あまり深く腰を落とさずジャンプする選手が多いです。

腰を落とさないでスパイクする状態とは、写真のように深く腰は下げずに膝関節が伸びる力をメインにしてジャンプすることを指します。

腰をあまり落とさずに膝だけでジャンプするメリット

①素早くジャンプすることができる

素早くジャンプすることができるので、クイックや平行などの速いトスのコンビネーション攻撃をする時に役立ちます。

飛び遅れたり、トスに間に合わないということが減るのでトスにタイミングを合わせる時には有効なジャンプの方法です。

 

腰をあまり落とさずに膝だけでジャンプするデメリット

①助走が活かせないので高く飛びにくい

膝でジャンプするので助走の力が体全体に伝わりにくいです。

そのため、ジャンプの高さは腰を落としてジャンプする方法に比べると落ちてしまいます。

 

ジャンプ力アップのトレーニング方法

ジャンプ力をアップさせるには、「筋力トレーニングで筋力を鍛えること」「ジャンプの動作を筋肉に覚え込ませること」この2つが重要です。

1つ目の「筋力トレーニングで筋力を鍛えること」は単純に筋肉が発揮できる力をアップさせましょう。

ジャンプ力は実は下半身だけでなく、上半身も鍛えなければジャンプできません。

例えば、垂直する時に腕を全く振らないでジャンプしてみてください。

全く高くジャンプできないですよね。

上半身の力が強ければ、ジャンプする時に効率よく下半身の力を上に伝えることができるので高くジャンプできるようになります。

 

★ジャンプに有効な筋力トレーニングについてはこちら!

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わたしが実際に高校生の時に読んで丸ごと実践した結果、3ヵ月で30cmジャンプ力が上がった本をご紹介します。

ジャンプアタックという本で、筋力トレーニングとプライオメトリクストレーニング(詳しくは下記)を組みわせることで短期間のジャンプ力アップが可能です。

かなりのハードトレーニングですが、メニュー表まで本の中に入っているので、その通りに実践すれば必ずジャンプ力はアップします。

まったくジャンプ力が無かった私が3ヵ月で30cmアップしているので、自信を持ってオススメできる本です。

 

2つ目の「ジャンプの動作を筋肉に覚え込ませること」は、鍛えた筋肉を実際にジャンプできるように仕上げなくてはなりません。

この作業をしなくては、実際のジャンプ力はアップしません。

 

POINT!
ジャンプ力は、筋力×スピード=パワー(ジャンプ力)

 

このスピードの部分を鍛えるのが、プライオメトリクストレーニングと呼ばれる神経系のトレーニングで、実際にジャンプする時に発揮できる力をアップさせるトレーニングです。

簡単に言うと「瞬発力アップトレーニング」です。

 

★プライオメトリクストレーニングについてはこちら!

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まとめ

高さを求めるのであれば、腰はしっかりと落としてジャンプした方が筋肉の収縮する力を最大限発揮できるのでいいでしょう。

レフトやライトなどの高いトスを打つポジションの人には向いているジャンプの方法です。

脚力が弱いと腰を落とした状態から戻れずにジャンプ力が半減してしまいますので、しっかりと下半身を鍛えて深く腰を落とせるように鍛えましょう!

腰を落とさないジャンプの方法はクイックなどの速い攻撃に向いているので、センタープレイヤーなどはこちらのジャンプの方法をオススメします!

どちらにも長所短所がありますので、一概にどちらがいい!とは言えませんが、高くジャンプできる方法は「腰を落としてジャンプ」することです。

 






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