ワンマン練習でレシーブ力がアップする3つの理由!

B!

ワンマンとは

 

ワンマンはコート全面を1人で守る練習です。打たれたボールをコートのどこにきても反応して上げなくてはなりません。学生時代は罰ゲーム的なイメージでやらされていましたが、今となっては意味がある練習だったんだなぁと思います。私が学生の時は毎日ワンマンのレシーブ練習をさせられてました。

 

練習試合などで監督のもとに集合すると…ワンマン。

監督「ボール持ってこい!」

監督(無言でボールを投げ飛ばす)

監督は角刈りのヤ●ザみたいないかついおっさんだった。

選手一同:「・・・」

監督がご機嫌が斜めなようだ。

監督「誰も行かんのか!あぁ!?(~_~メ)」

監督:「お前!ミスったと思ってへんのか!?(~_~メ)」

監督:(わたしの胸ぐらを掴んで暴れる!)

どうやら今回は私がターゲットだったようだ(笑)

 

私:「いえ!」(いえ!の意味が分からない(笑))

だって「いえ!」か「はい!」以外言ったら殴るじゃん・・・( ゚Д゚)

私:「遠くに飛んだボールの近くでフライングをする」

地獄にワンマンが始まる・・・

こんな感じでワンマンのレシーブ練習は開始されてました・・・。

 

ワンマンの練習方法

 

上のエピソードは罰なので、実際の練習方法は異なります。罰の場合は何球上げても何分やっても終わりませんが、練習の場合は何球コートに上がったら交代という形で練習します。

 

カッキー
10球 × 3セットでワンマンのレシーブ練習をしてみよう!

 

ポイントはボールに触るだけでなく、レシーブしたボールがコート内に入ったら1本とカウントします。打ち手は強打、フェイント、コート奥に飛ばしたボールなど色々な種類のボールを混ぜて打ってください。下記を意識しながら飛んでくるコース・種類を読んでレシーブしましょう!

 

  • 打ち手がどんなボールを打ってくるのか?
  • どんな場所に打ってくるのか?

 

 

ワンマンの3つの効果

 

ワンマンを続けることで3つのレシーブ力が上がる効果があります。これらの効果は試合で競った場面で必ずあなたのチームの力になります。強いチームと弱いチームはこのあたりの力で差が出るのです。強烈なスパイク・すごいコンビネーションが出来るから名門・強豪ではないのです。強いチームこそ地味な練習を続けていて「球際のボール」上げて粘り強さが出てくるのです。

 

①球際に強いレシーブができるようになる

ワンマンを続けることで「球際」に強いレシーブができるようになります。ワンマンは届くか届かないかのところに飛んでくるボールをレシーブするため、常にギリギリの状態でレシーブを上げる練習ができます。あと少し手を伸ばせばレシーブできるボールが上がるようになります!

 

②ボールへの反応がよくなる

ワンマンでは広いコートを1人で守らなくてはならないので、ボールを見てから動いているようではレシーブが上がりません。打ち手の狙っているコース、目線を常に意識しながら、予測してレシーブしなくてはならないのです。

 

この読みは経験がものをいうので、繰り返し読んで動くクセをつけなくてはなりません。ワンマンは読んで動かなければ上がらないボールがたくさんレシーブできるので、「読む」能力もアップしてボールへの反応が良くなるのです!ワンマンをするときは、どこにボールが飛んでくるのか「読む」ことを意識して練習してくださいね!

 

③粘り強いプレーができるようになる

ワンマン10球×3セットは軽いようにみえて、非常にハードな練習メニューです。ギリギリ届くか届かないかのところにボールを打たれて拾い続けるわけですから、かなり体力も消耗します。その体力が減った状態でギリギリ届くボールをレシーブし続けるので、決して諦めない粘り強いレシーブができるようになります。

 

またコート内にレシーブしたボールが上がらなければ1球レシーブ成功したとカウントされませんので、味方が次につなげられるレシーブがクセ付きます!

 

まとめ

 

ワンマンはしんどいので罰ゲームにしているチームも多いですが、ちゃんと練習の意図を意識してやることでレシーブ力を大幅にアップさせることができます。

 

★大切なポイントは
  • コート内にレシーブしたボールを上げる
  • 届かないと思っても諦めない

 

この2つがとても大切です。諦めずに追いかけてみたらレシーブできる場合も多いですし、なにより簡単にあきらめてしまう選手が勝負事で勝てるわけがありません。レシーブは粘りが大切です!ワンマンでどんなボールにも諦めない気持ちとレシーブ力を身に付けましょう!

 

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