スパイクがインナーに打てたらカッコいいですよねー!スパイカーをやっている人は憧れのスパイクだと思います。私も普通のスパイクがまだ安定して打てない時から練習していました(笑)
インナースパイクはカッコよくて強力なスパイクです。とても難易度の高いスパイクに思うかもしれませんが、コツさえ理解して実践することで誰にでもマスターすることが出来るスパイクだと私は思います。
★そもそもインナーのスパイクってなに?
★どうやったら打てるの?
インナーに打つスパイクってなに?
そもそもインナーってどのコースにスパイクを打てばいいの?と思う人も多いと思います。インナーはクロスコースに打つスパイクでアタックラインより手前の鋭角なコースに打つスパイクです。
鋭角に打つスキルと的確にブロックを射抜いてアウトにしないコントロールが必要なスパイクであるため非常に難易度が高いです。このコースにスパイクを打てるようになることで攻撃の幅が広がり他のコースの決定率をアップさせることができるのです。
コツ①前でボールを捉える
インナースパイクを綺麗に打つためにはボールを自分の体の前で捉えなくてはなりません!インナースパイクは少しでもミスをするとアウトになってしまいます。
クロスコースの奥(コートの角)に打つ足の長いスパイクに比べてインナーコースはアウトになるまでの距離が短いからです。スパイクがアウトにならないように、鋭角にスパイクを打たなくてならないので、ボールを体の前で捉える必要があるのです。
- 鋭角にスパイクが打てる
- 体重を乗せたスパイクが打てる
- ブロッカーを目の前に置けるので抜きやすい
このようなメリットがあります!
コツ②上にジャンプする
スパイクジャンプは出来るだけ真上に飛ぶようにしましょう。鋭角にスパイクを打つためにはボールに体が被らないようにしなくてはいけません。スパイクを前跳びして打ってしまうと、「体にボールが被りやすい」「打点が下がる」などの状態になってしまいます。
インナースパイクは鋭角に打つスパイクなので、高い打点が必要です。体にボールが被った状態で低い打点でスパイクしてもネットを超えない・アウトになるなどのミスに繋がるのです。ボールは常に体に前に置いた状態で真上にジャンプして、目の前のボールをスパイクするようにしてみてください!
インナースパイクのメリット・デメリット
インナースパイクにはメリットとデメリットがあります。またインナースパイクは打てる場面と打てない場面があるので注意しましょう。例えば、あまりにネットから離れている場合・インナーコースがブロックに防がれている場合などがこれらに該当します。
インナースパイクは強力ですが、実は相手ブロッカーからするとシャットアウトしやすいスパイクでもあるのです。理由はネットギリギリを通すスパイクだからです。つまりスパイク自体の通過点が低いので位置とタイミングさえあれば、ドシャットになってしまうのです。
メリット
インナースパイクを打てる!と相手に見せておくことで、相手レシーバーやブロッカーの守る場所に迷いが出ます。レシーバーはインナーコースへのスパイクがあるから、迂闊に下がってレシーブできなくなります。ブロッカーはインナーあると思うだけで、そのコースをブロックで閉める必要が出てくるので、他のコースに隙が出来るのです!
デメリット
インナースパイクは強力でカッコいいですが、鋭角に打つスパイクであるためコースをミスすると簡単にシャットアウトされてしまいます。冒頭でも少し話しましたが、インナースパイクはボールの通過点がネットスレスレ(低い)です。そのため、普段シャットアウトされないような、低いブロックにもシャットアウトされる可能性があるのです。
まとめ
インナースパイクは憧れですよね!わたしも必死に練習したなぁ・・・実践ではリスクが高いので、使いどころが難しいスパイクですが、打てることで相手との駆け引きに有利に立てますし、ブロックを抜ければ強力なスパイクになるので決定率がアップします!
- 高い打点でスパイクを打つこと!
- 体の前でボールを捉えること!
この2つがスパイクを打つ上でとても重要です。スパイクはジャンプする「位置」や「体勢」でスパイクの決定率が決まるといっても過言ではありません。打つ前の助走を見直してみて、インナースパイクにチャレンジしてみてくださいね!高いジャンプが必要なインナースパイクを打つことでスパイクの体勢も良くなりますよ!