ブロックの要!バレーのセンターポジションの役割とは!

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  • センターの主な役割はなにか?
  • 攻撃はどんな種類があるのか?
  • センターに向いている人とは?

 

カッキー
今回はブロックの要であるセンターポジションについてお話したいと思います!

 

センターポジションとは

 

センターはブロックの要であり、もっとも速い攻撃をするスパイカーでもあります。ブロックは真ん中で構えて相手の中央のクイック攻撃・両サイドの攻撃を防ぎます。センターのブロックがいいと相手のスパイクコースも限定されて強打レシーブも上がりやすくなります。

 

ブロックが上手いとブロックだけでなく、レシーブも機能するわけです!また攻撃は全スパイカーの中でもっとも速いタイミングで攻撃します。この攻撃をクイック攻撃といいます。

 

 

どれも速いタイミングの攻撃ですが、スパイクを打つ位置が異なります。Aクイックはセッターの目の前で打つクイックで、センターが一番打つことになるスパイクです。空中でトスを待って上がってきたトスを速いタイミングで相手コートに叩きつける攻撃なのです!

 

センターの役割はなにか?

 

センターの役割について、もう少し詳しく話していきましょう!センターはブロックと速い攻撃(クイック)が主な仕事です。

 

スパイク(クイック)

 

セッターがトスを上げるより前に空中で準備しておきます。上がってきたトスを相手のブロックが完成する前に相手コートに叩きつける攻撃です。

 

Aクイック

Aクイックはセッターの目の前でトスが上がる前にジャンプしてスパイクします。トスが上がる前に空中で待ちコンパクトなスイングでスパイクする必要があります。Aクイックはトスが上がってから早くスパイクすることで、相手のブロックが完成する前にスパイク打つことができます。

 

助走が遅れると相手のブロックが完成してしまい、スパイクコースがないので「速く」「コンパクト」にスパイクする意識で練習しましょう!スパイクする時にネットに近づきすぎる選手を多く見かけますが、ネットに近い状態ではスパイクのスイングができないので、スパイクコースが狭くなってブロックされやすくなります。

 

カッキー
ネットと自分の体を離してスパイクに入るようにしましょう!

 

★Aクイックの打ち方について詳しくはこちら!

 

Bクイック

BクイックはAクイックよりレフト側に離れた場所でスパイクします。Aクイックとスパイクのタイミングは近いですが、距離があるので難易度が高くなります。Aクイックよりセッターと距離があるため、スパイクを打つまでに時間があるのが特徴です。

 

打つまでの時間がある分、ブロックを見てコースの打ち分けをしやすいことが特徴です。Bクイックはレシーブが多少乱れても使えるクイック攻撃なので、相手ブロッカーからすると、Bクイックの完成度が高いチームはとても厄介なチームになります。レシーブが乱れてもクイックがあるので、センターはそれをマークしなくてはなりません。

 

Aクイックしか打てない場合はレシーブが乱れると両サイドがマークされてしまいますが、Bクイックを安定してスパイク出来るようになることで、常に相手のセンターブロッカー1枚を引き付けることができるのです!

 

 

一人時間差

 

Aクイックが打てることが大前提の攻撃です。Aクイックを入るフリをしてAより少し高いトスを打つ攻撃です。Aクイックのタイミングでスパイク助走に入って、ジャンプする寸前でジャンプしないでワンテンポジャンプするタイミングをズラします。

 

相手はAクイックのタイミングでブロックに飛んでいるので、Aより少し高いトスを打つことでブロックが無い状態でスパイクを打つことができるのです。

 

ブロックは2種類ある!

 

実はブロックには種類があります。場面や自分の状態(体勢)によってブロックを使い分けて、効果的なブロックをしていきましょう!

 

キルブロック

 

キルブロックはブロックをしっかり前に出して相手のスパイクを真下に叩きつけるブロックです。まさに殺すブロックですね。相手のスパイクに間に合っている状態で自分がしっかりとジャンプ出来ることが条件となります。相手のレシーブが乱れて2段トスになった場面などで有効です。

 

カッキー
相手にも大きなプレッシャーをかけることができるブロックです。
★キルブロックを使う場面
  • ブロックがしっかりジャンプできる時間があるとき
  • ブロックの体勢がいいとき

 

★元Vリーガーがキルブロックのやり方を動画で解説!

 

 

ソフトブロック

 

ソフトブロックは相手のスパイクの威力を落とすことが目的です。スパイクの威力を落とすことで味方のレシーブが上がりやすくなる効果があります。相手のトスにフラれてしまい、ブロックのジャンプが完全ではない時に使うと効果的です。相手がスパイクを鋭角に落としてきたコースに「手のひら」を出してワンタッチを取ります。

 

★ソフトブロックを使う場面
  1. ブロックが遅れているとき
  2. ブロックの体勢が悪いとき

 

 

ブロックは使い分けが大切

 

ブロックは場面に応じて「キルブロック」「ソフトブロック」を使い分ける必要があります。意図なく飛ぶブロックはレシーブの邪魔になるので、あえて飛ばないでレシーバーの視界をクリアにするというのも1つの手です。スパイクを打ってくるまでに時間がある場合は、しっかりジャンプしてドシャットを狙いましょう!

 

ブロックを完成させる時間がない場合はスパイクの威力を弱める目的の「ソフトブロック」に切り替えて対応しましょう。シャットアウトだけがブロックの仕事ではないので、場面に応じて使い分けてみてくださいね!



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