バレーボールのオーバーハンドパスがうまく返せるようになる2つの方法!

B!

みなさんこんにちは!夏が近づいてきて熱くなってきましたね!バレーボールシーズンですね!

この時期は、レシーブ練習で床に滑り込むと「汗の川」ができあがりますよね(笑)

温かくて動く時期なので、バレーボール上達に向けて練習頑張りましょう(^^)/

今回はバレーボールのオーバーハンドパスがうまく返せるようになる2つの方法についてお話したいと思います。

 

さて本題です!!

先日は「バレーボールのアンダーハンドレシーブがうまく返せるようになる2つの方法!」をご紹介させて頂きました。レシーブの基本的な身体の動きは同じです。

この2つのレシーブ違いとしては、場面によってどちらのレシーブを選択した方が綺麗にレシーブできるかです。

 

レシーブの使い分けについて

個人的な感覚ですがレシーブの使い分けはこうです!

オーバーハンドパスが役立つ場面

フローターサーブなどの「無回転」でボールが揺れ動くサーブ

動くボールに対してはオーバーハンドパスで掴みに行くことによって返球率があがります。世界的にも無回転サーブに対してはオーバーハンドパスが主流となっています。

世界バレーでは「木村沙織選手」がオーバーハンドパスを多用して話題になっていましたね。

チャンスボールのレシーブ

 

アンダーハンドパスに比べて球質の柔らかいボールを返球する事ができるためです。

 

スパイカーへのトス

チャンスボールと同じく球質が柔らかく打ちやすいトスになりますためです。アンダーハンドパスだと回転が掛かってしまう可能性が高く打ちにくいトスになりやすいです。

 

 

アンダーハンドパスが役立つ場面

ジャンプサーブなどスピードのあるボールのレシーブ

6人制ではAパス(セッターが動かずトスをあげれる返球)が求められます。

オーバーハンドパスでは、早いサーブは上に上がってもボールを後ろに弾く可能性があるためアンダーハンドパスが有効とされています。

 

しかし「9人制バレーボール」などではオーバーを主流として使う人も多いです。なぜかと言うと6人制バレーボールと異なり9人制バレーボールはサーブが2回打てます。

1回目のサーブはとても強烈なサーブが入ってきます。そのサーブに対してAパス(セッターが動かずトスをあげれる返球)を返すのは難しいです。

 

なのでまずはサービスエースを取られない事に注力します。

そこで有効なのがどちらのレシーブになるでしょうか。

・横に弾く可能性があるアンダーハンドパス

・横に弾く可能性は低いオーバーハンドパス

予想がついている人もいると思います。

 

そうです!上にあげるだけなら「オーバーハンドパス」が有効になります。

強烈なサーブが入ってくる可能性が高い9人制では、まずは上にあげる事が目的となるので、その結果オーバーハンドレシーブをする人が多いのです。

 

スパイクなど威力のあるボールのレシーブ

スパイクなどをスパイカーの近くまで寄ってオーバーハンドパスはしないですよね。

人間は早い前への反応は早いですが、通り過ぎたボールに反応する事は難しいです。

 

低い位置のボールを拾い上げるようなレシーブ

低い位置のボールをオーバーハンドパスで行くのは厳しいです。

 

無理にオーバーハンドパスをしようとするとホールディング(ボールが止まってしまった時に出される反則)などを取られてしまいます。

 

前回「バレーボールのアンダーハンドレシーブがうまく返せるようになる2つの方法!」とここから先は基本的に同じです。今回はオーバーハンドレシーブのコツについてお話します!

 

オーバーハンドレシーブはバレーボールではセッターがトスなどで使うイメージかと思います。イメージの通りオーバーハンドパスで返球したボールはアンダーハンドパスに比べて柔らかい球質になります。

なので、セッターのトスやチャンスボールの返球などに向いています。

 

オーバーハンドレシーブが簡単にできる「コツ2つ」

重要なコツ2つをここではご紹介します!

動きのイメージがついたら反復練習を繰り返すといいですよ。身体に覚えこませることで動きがスムーズになります!

①素早く落下地点を見極めボールの下に入る

最初はボールの落下地点がわからず、「ギリギリに入って落下地点を間違った!」って事が多いと思います。

・行き過ぎて頭の後ろでオーバーハンドパスしちゃった・・・

・前でボールを捕らえすぎてへっぴり腰になっちゃった・・・

これらのミスの原因は落下地点の予測を失敗しているからです。

 

①のレシーブの練習方法
  1. ボールをふわっと上に投げる
  2. オーバーハンドレシーブのフォームでボールをキャッチする

ちなみにこの練習は2人1組で行う必要があります。

 

この時も少しでも早く落下地点に入ることを意識して練習してください。

 

落下地点までは正しく素早く行けてるのに手にうまく入らない場合・・・
近距離で壁に向かって1人でオーバーハンドパスの手の動きだけ繰り返してみてください。
手から綺麗にボールが出ていく感覚が掴めたらGOODです!

早い段階でこの動きをマスターするとライバルに差をつける事ができますよ(^^)/

 

②腕でボールを運ぶのではなく足でボールに力を伝える

まず意識を変えて頂きたいのですが、全てのレシーブにおいて腕を振ってボールに力を加えることは基本的にありません。

オーバーハンドパスをする場合のイメージ
  1. 「おでこの前」でボールをキャッチする
  2. キャッチしたボールを膝を使って体重移動でボールを前に送り出す

 

腰を浮かせて高い位置でオーバーハンドパスすると、重心が後ろにかかります。

そうするとボールを前に送り出す足の動きと体重移動ができません。アンダーハンドパスも基本は同じ動作です。ボールをキャッチする位置が違うだけです!

 

この2つを注意するだけで見違えるほど上達できると思います。チャレンジしてみてくださいね!

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