「カルニチン」ってあんまり聞きなれないって人も多いと思います。簡単に言うと、カルニチンは「脂肪をエネルギーとして使用するために必要なアミノ酸」です。カルニチンを飲んで運動することで身体を絞ることができるんですね!
「カルニチン」の効果
カルニチンはダイエットのサプリメントとして有名です。主な働きはスポーツや筋トレなどの運動で体脂肪が分解された時に体内で生まれる「脂肪酸」を「ミトコンドリア」に運ぶことです。
「カルニチン」が不足すると体脂肪から発生する脂肪酸をエネルギーとして活用することができなくなるのです。つまりカルニチンが不足すると体脂肪を燃やせないってことなんです。
カルニチンを摂取することで、体内のカルニチンの量が増えます。カルニチンを体内に増やすと脂肪酸をエネルギーとして使いやすい状態になるので体脂肪を燃やしてくれるのです。
脂肪を燃やす運動
筋トレなどのトレーニングは無酸素運動に分類されており、ランニングなどは有酸素運動に分類されます。カルニチンなどを用いたダイエットを行う場合は「有酸素運動」の方が効果的です。
理由は「脂肪酸」をエネルギーとして消費するためには「酸素」が必要だからではなく、カルニチンの量を体内に増やしても、筋トレなどの「無酸素運動」をしていてはうまくカルニチンを使えないのです。
無酸素運動と有酸素運動の違い
「無酸素運動」
無酸素運動は息苦しいマラソンなどだと勘違いされやすいですが、無酸素運動に該当するのは筋力トレーニングなどの運動になります。瞬間的に力を発揮する運動が該当します。
強度の高い筋収縮を起こす運動で血中から筋肉に酸素を送り込むことができなくなる運動の事です。筋トレしていたら腕が酸欠状態になると思いますが、あれは筋肉が無酸素で運動しているため起こるのです。
- 重りを用いた筋力トレーニング
- 短距離走
- バレーボールのスパイクジャンプ
「有酸素運動」
有酸素運動は筋肉に酸素を送り込みながら行う運動です。無酸素運動と違いエネルギーを作る時に酸素を使うことができます。
「脂肪酸」を燃やすときには酸素が必要なので、有酸素運動で酸素を取り込みながら動く事で脂肪をより燃やすことができるのです。
- ランニング
- 水泳
- ロードバイク
カルニチンを有効に使うには
カルニチンは筋トレなどの無酸素運動よりランニングなどの有酸素運動がダイエットには有効だとお話しました。有酸素運動を「30分以上」続けることでカルニチンの効果は最大になります。
カルニチンを使って「身体を絞りたい!」「ダイエットしたい!」というときは・・・
- カルニチンを運動前に摂取する
- 30分以上有酸素運動を続ける
この2点を意識することで脂肪酸をエネルギーとして消費するので、身体を絞ることができるのです。
カルニチンの摂取方法
カルニチンの1日の摂取量の上限は1000mgと言われています。過剰に摂取しても副作用などはありません。過剰に摂取してしまったとしても、腎臓や肝臓で代謝されます。
しかし、内臓が疲弊してしまう恐れがあるので長期的な過剰摂取は控えましょう。
ゴールドジムの「カルニチン」のサプリメントの成分は以下の通りです。
★栄養成分(4粒) | |
エネルギー | 5kcal |
たんぱく質 | 0.5g |
脂肪 | 0g |
炭水化物 | 0.7g |
食塩相当量 | 0.001g |
カルニチン | 1,000mg |
ゴールドジムの「カルニチン」サプリを飲む場合は1日4粒が上限摂取量と言えるでしょう。大量に飲んだからと言って効果が上がるものではありませんので、適量を継続して摂取してくださいね。