【バレーのスパイク力がアップ!】インクラインベンチプレスで大胸筋上部を鍛えてカッコよくて強い身体になれる!

【YouTube動画解説!】元Vリーガーが楽しく教えるバレー上達方法!

 

↑ここをタップするとチャンネル登録出来ます!
元Vリーガーであるカッキーの経験してきたジャンプ力UPやバレーの効果的な練習方法等、ライバルに差をつけるために役立つ情報を発信しています。チャンネル登録よろしくお願いします♪

 

バレーボールはフォームが効率的で綺麗なことも大切ですが、それだけではスパイク力は頭打ちです。効率的な綺麗なフォームと身体の筋力・瞬発力を鍛えることでバレーボーラーとして次のステージに進むことができるのです!

 

今回は大胸筋上部を鍛えるとスパイクにどのような効果があるかお話します。

 

大胸筋上部ってどこ?

大胸筋は胸にある筋肉です。その上部が大胸筋上部です。大胸筋はあまりスポーツでは使わらないと思われがちですが、バレーボールにおいてはしっかり使います。

 

例えば、スパイクを打つ時に腕を振りますが、その時にも大胸筋は使われています。

 

【よくある間違い】大胸筋上部は鍛えた方がいいの?

ベンチプレスが大胸筋を鍛えるトレーニングの最もメジャーなトレーニングです。ベンチプレスはトレーニングをしていない人でも知っている方が多いと思います。

 

大胸筋を鍛えると・・・「ジャンプ出来なくなる!」「スパイクのスイングが遅くなる!」と聞いたことがある人もいると思います。これは半分正解で半分間違いです。

 

ベンチプレスは誰もが知っていてトレーニングしやすいからハマってベンチプレスばかりして大胸筋だけ発達してしまう人がします。大胸筋だけが発達してしまうと身体のバランスが崩れてしまい、アスリートにとって大切なバランス力が低下します。

 

カッキー
結果、ジャンプ力が下がった!スパイクスイングが遅くなった!という誤解が生まれちゃうんだよねー…

 

トレーニングをする上で気を付けなければならないのは、体全体のバランスです。あなたがバレーボーラーである以上、アスリートなので全体の筋力バランスを保たなければなりません。これを気にせずやりたいトレーニングだけに励んでいると、頑張ったのにトレーニング効果がマイナスに作用することだってあるんです。

 

極端に偏ったトレーニングを行っていると、姿勢が悪くなったり、骨格が歪んだりしてしまう可能性まであるのです。半分間違いと言ったのは、ベンチプレスやインクラインベンチ(角度の違うベンチプレス)などで大胸筋を鍛えることはバレーボーラーに取ってプラスです。

 

カッキー
ただ偏ったトレーニングで大胸筋ばっかり鍛えたらダメってこと!!

 

大胸筋上部・大胸筋を鍛えるメリット

バレーボールでスパイクを打つ動作で、腕を振り上げる動作、腕を引くときの動作、振り下ろす時の動作で大胸筋が使われます。

 

腕の振り上げ動作の速度やパワーがアップすれば・・・ 上に身体を浮かせようとする力がアップしますのでジャンプの高さがアップします。
腕を引くときの動作速度がアップすれば・・・ 空中でフォームを作るのが早くなり、空中で体勢を維持する能力がアップします。
腕を振り下ろす時の動作がアップすれば・・・ スイングが早くなるのでスパイク速度がアップします。スイング速度がアップすればギリギリまでブロックを見て打つことができるのでスパイク決定率がアップするのです!

 

大胸筋上部を鍛えるとスイング速度だけじゃなくジャンプ力がアップする可能性があるんですね。外国人選手の体を見てみるとわかりますが、大胸筋が発達しているのがわかります。

 

またジャンプの振り上げ速度が尋常じゃなくパワフルで速いのが特徴です。腕の振り上げで身体を浮かせて下半身でジャンプしているのが良く分かります。

 

試してみるとわかりやすいのが、

  1. 全く腕を振らずにジャンプする
  2. バックスイングして腕を振ってジャンプする

 

どちらが高くジャンプできるでしょうか?答えは②のバックスイングして腕を振ってジャンプする。でした。

 

一度試してみてみるとわかりますが、腕を振らないでジャンプしても全然ジャンプできません。ジャンプ力には上半身の力がどれだけ重要かよくわかると思います。

 

大胸筋上部の鍛え方【インクラインベンチプレス】

インクラインベンチプレスをするメリットは主に2つです。インクラインとは仰向けの状態から頭をやや上にして傾斜を作った状態でトレーニングすることです。インクライン系のトレーニングメニューはほかにもたくさんあります。

 

角度をつければ何でもインクラインメニューという訳ではなく、大胸筋に効果がある角度は45度未満とされています。角度が有り過ぎると三角筋に効果が逃げてしまい、無さすぎるとただのベンチプレスになるので大胸筋下部に効果が逃げてしまいます。

 

POINT!
正しい角度でインクラインベンチプレスを行いましょう!

 

インクラインベンチプレスのやり方

45度未満のインクラインベンチに仰向けになって準備します。

トレーニング方法
  1. 肩甲骨を内側に寄せるようにバーベルを胸の上に持ち上げます
  2. そのまま胸を張るようにアーチを維持しながら下に降ろします
  3. 大胸筋の真ん中あたりに目がけて降ろしてください
  4. 下まできたら垂直方向にバーベルを持ち上げる

 

頭の方にバーベルを持ち上げてしまうと、肩を痛める可能性があるので十分ご注意ください。

 

大胸筋上部を鍛えるメリット

  1. スパイクなどのパフォーマンスがアップする
  2. カッコいい胸筋になれる(え?)

 

①はお話した通り、腕の振り上げ速度が上がってジャンプ力が上がったり、腕を振る速度が上がってスパイク力がアップするよー!ということでしたね。

 

②のカッコいい胸筋になれる!はバレーボール関係ないじゃん!って思うかもしれません・・・でもカッコいい体でバレーが上手くて強いプレイヤーになりたいでしょ!?ベンチプレスだけをしていても、大胸筋下部だけは発達するのでカッコ悪い体になってしまいます。

 

どういうことか?

 

画像の通り大胸筋下部は胸の下の部位を指します。ベンチプレスは主にこの大胸筋下部を鍛えることができます。大胸筋下部だけ鍛えていると下だけ発達するので、胸が垂れているように見えてしまうのです。

 

それではカッコ悪いですよね!

 

大胸筋上部を鍛えることで下部だけでなく上部も張りのある丸い大胸筋を作る事が出来るのです。ベンチプレスだけではカッコいい大胸筋は手に入りません!バレーボールも強くなって、見た目もかっこよくなる!

 

一石二鳥のトレーニングなので、一度試してみてくださいね!

 



この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事