【ブロックを使い分ける!】ブロックで相手のスパイクをワンタッチするのに有効な方法!

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ブロックは派手なキルブロック(シャットアウト)に目が行ってしまうが、ブロックの役割はシャットアウトで点数を取る事だけではないです。

 

今回は相手のスパイクの勢いを弱めチャンスボールに変えることができるブロック方法についてお話します。

 

動画でもわかりやすく解説してます♪

 

ブロックの役割とは

まずブロックの役割について少しお話します。ブロックの役割は主に3つあります。

  1. キルブロック(シャットアウト)で強引に得点をもぎ取る
  2. 相手のスパイクコースを限定してレシーバーがディグを上げやすくする
  3. 相手の強力なスパイクをワンタッチをして威力を弱める(ソフトブロック)

この3つがブロッカーに求められる役割です。

 

ソフトブロックの方法

  1. ジャンプするまではキルブロックと同じです
  2. 相手がスパイクを打つ瞬間にジャンプするタイミングまで引きつける
  3. ジャンプしたら手を前に出すのではなく、上方向に手を出す
  4. スパイクのコースに手のひらを出すイメージでブロックする

 

ソフトブロックはスパイクの威力を弱めることが目的のブロックです。ブロックの手を前に出すのではなくてスパイクの通過点にスッと手を出してあげるイメージでスパイクに手のひらを合わせましょう!

 

ワンタッチ狙いのソフトブロックとは

 

ワンタッチ狙いのソフトブロックはキルブロックに比べるとシャットアウトは難しいです。キルブロックが相手コートに向けて前にブロックの手を突き出すのに対して、ソフトブロックは少し上向きに手を出します。そうする事でブロックに高さが生まれるので相手のスパイクをワンタッチしやすくなります。

 

ブロックに高さは出ますが、手を上向きに出しているため相手スパイクの威力が高いと吹き飛ばされてしまい「ブロックアウト」などになりやすい傾向にあります。

 

ソフトブロッのメリット
  • 高さが出やすいので相手スパイクをワンタッチしやすい
  • ブロックの完成が早い

 

ソフトブロックのデメリット
  • 上向きに手を出している分、ブロックアウトされやすい
  • ブロックを自コートに吸い込みやすい

 

シャットアウト狙いのキルブロックとは

 

シャットアウト、ドシャットのことで、ブロックしている手を相手コートに斜めに出して当たったスパイクを真下に叩きつけるブロックの事です。ブロックが完成しているとシャットアウトで強引に得点できる強力なブロックです。

 

ただブロックを上で前に出すまでに時間が掛かる事とブロックを前に出している分だけブロックの高さが下がってしまう欠点があります。

 

カッキー
打点が高いスパイカーに対しては効果を発揮しにくいブロックだよ!

 

キルブロックのメリット
  • 強引にブロックで得点にしやすい
  • 相手をブロックで威圧しミスを誘うことができる

 

ソフトブロックのデメリット
  • ブロックの高さが下がる
  • ブロックの完成までに時間がかかる
  • 打点が高い相手には効果を発揮しづらい

 

 

キルブロックをもっと知りたい方はこちら!

関連記事バレーボールでブロックを気持ちよく決める方法!キルブロックとは?

 

ワンタッチ狙いのソフトブロックとキルブロックの違い

 

  • ソフトブロックはブロックの手をやや上方向に出します。
  • キルブロックはブロックの手を出来るだけ斜め前に出します。

 

ソフトブロックの方が高さがあるブロックなのでワンタッチを取ったり相手のスパイカーが高い時に有効です。キルブロックは相手のトスがネットに近い時や打点の低いスパイカーが相手の時に有効です。相手のスパイクをブロックで上から被せてしまうことでシャットアウトします。

 

トラくん
なるほど、ブロックにも種類があるんだね!

カッキー
その通り!この2つのブロック方法は役割が違うんだ!だから場面に応じて使い分けることが試合の勝敗に繋がってくるんだよ!

 

ソフトブロックの使いどころ

  1. 高い打点のスパイカーに対抗するため
  2. ブロックの移動が遅れてフルジャンプできない時に使う

この2つ目を使えるようになると試合中役に立ちます。ブロックの移動が間に合わないと思った時に、手を前に出すキルブロックからソフトブロックに切り替えます。

 

カッキー
この時、上にできるだけ手のひらを上に向けてジャンプすることが大事なんだ!

 

相手スパイカーがブロックが無い!と判断して鋭角にスパイクしてきたボールに手のひらが当たることでチャンスボールになる可能性があるブロックです。ソフトブロックはブロックに高さが出ないときに有効なブロックなので、身長の低い選手にも使えるブロックスキルの1つです!

 

ブロックは前に出してシャットアウトするばかりが仕事ではありません。自分や相手の状況に応じてブロックの形も柔軟に変えていく必要があります。ソフトブロックとキルブロックはメリットが両極端なブロックです。

 

両方のメリットを生かしたブロックを実践で使ってみてくださいね!

 



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