今回はジャンプサーブが上手く打てるコツをご紹介します!
バレーボールをしているなら誰しもが憧れるのが「ジャンプサーブ」です。初心者がいきなり打てるサーブではなく難易度もバレーボールのプレーの中でも高いです。自らトスを前方に上げてスパイクの動作で打つサーブです。
ワールドカップに出場している一流プレイヤーでも攻めたジャンプサーブは50%入ればいい方だと思います。それほどの難易度の高いサーブです。
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そんなに失敗するならフローターサーブで入れた方が得点稼げるのでは?
▲サクッと動画で観たい人はこちら!
と素朴な疑問が沸くと思います。
確かにバレーボール中継で実況の方が「この場面はサーブいれてほしかったですね!」ってコメントがよく聞こえてきますよね(笑)
いいジャンプサーブが入ってサービスエースになれば、「ここはよく攻めましたねー!」とか・・・
結局、結果でしか評価されないのでどちらが正しいのか難しいですよね。ここからは個人的な見解になりますが、バレーボールは圧倒的にサーブレシーブするほうが有利です。
レベルが上がれば上がるほどそれは顕著になります。男子バレーを見ればわかると思いますが、ブロック0枚や1枚の状態だとブロックを抜けた時点でほぼ拾えません。
そんなサーブレシーブする側が有利なバレーボールの中で、サービスエースというポイントは通常の1点以上に大きな得点です。だって不利なサーブ側のチームが、ワンプレーで強引に点数を取る唯一の方法なのです。
ビックサーバーになるには、ジャンプサーブの威力だけではダメです。「威力のあるサーブをどれだけ高い成功率で打てるか」がポイントです。
ジャンプサーブを安定させる3つのコツとは
威力のあるジャンプサーブを安定させるコツは3つです。
- トスを安定させる
- サーブを打つときの空中姿勢を保つ
- スイングは脱力をする
ジャンプサーブのトスを安定させる
トスでジャンプサーブが成功するか失敗するかは決まると言っても過言ではありません。それぐらいジャンプサーブにおいてトスは大切です。サーブトスは1人でもどこでもボールさえあれば練習可能なので繰り返し練習しよう!
STEP1. サーブトスで大切な事
- 自分が打ちやすい高さのトスを上げれるようになる事
- 自分が打ちやすい位置にトスが上げれる事
ボールに縦回転をかけて・・・など他にもありますが、まずはこの2つが出来てからの話です。いくら縦回転を綺麗にかけれても力を乗せて打てる「高さ」「位置」にボールがこないとなんの役にも立たないからです。
STEP2.サーブトスで大切な事
サーブトスの「高さ」と「位置」が調整できるようになったら2つのポイント!
- 縦回転の回転数を増やしてトスを上げれるようになること
- 普段のスパイクよりも高い位置でサーブを打つこと
(1)縦回転をかける理由
威力のあるサーブを打ち出すので当然アウトになりやすいです。アウトになるのを抑えるために縦回転つまりはドライブ回転をかけて、サーブが下に落ちるように力を加えてやるためです。
(2)普段のスパイクよりも高い位置(すこしボールに被り気味)でサーブを打つこと
スパイクと同じ打点で打つとネットにサーブが掛かる可能性があります。そうなりにくいように普段のスパイクより少しだけ被り気味で打つとサーブが入りやすいです。すこし被り気味でサーブを打つことによって「肘が伸びる」のも成功率アップの要因となっています。
ジャンプサーブサーブを打つときの空中姿勢を保つ
これはスパイクも同じですが、ジャンプサーブを打つ瞬間に下を向いてしまう人がいます。その方が力が入る気がしますからね。この気持ちは痛いほどわかります・・・以下2つの理由でサーブ・スパイクに悪影響です。
①単純に打点が下がりネットにかかる
ヒットポイントがずれて指先に当たってアウトになるなどのミスが多発する
②下を向くと体幹を起こして置けないので背筋をうまく使えず威力が低下します。
必ず打つ瞬間は胸を起こしておいてください。打ち終わったあとも打ったサーブを空中で見れる状態がベストです。そうする事でコントロールも格段にアップします!!
【3】スイングは脱力をする
これは極意でもあります。どのプレーをするにしても「脱力」というのは究極のスキルです。簡単に思いますが、これが一番難しいんです。
- 脱力することによりスイングスピードが速くなりサーブの威力が増します
- 脱力しているとボールに手が巻きやすくなりドライブ回転数が増えます
意識としては、サーブを打つ前、スパイクを打つ前に
と繰り返し念じてください。
イメージトレーニングとは思いこみでもあります。意識して行う事で得れるものは大きいです。最初はうまく行かないことも多いと思います。それでも繰り返し脱力をイメージしてサーブ練習を行ってみてください!!